みんなの成長日記(9/17〜27)017 2024/9/27(金)
園長ブログ
【1】
9/19(木)『ののさま会(礼拝)』を行いました♪
9月の徳目は「布施奉仕(ふせほうし)」です。
布施とは、親切にすること。
奉仕とは、尽くすこと。
「思いやりの心を大切にしましょう!」というお約束です。
園児たちには、こんな譬え話を紹介しました。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
むかしむかし、ある男はふと思った。
「地獄ってどんなところだろう?」
「極楽ってどんなところだろう?」
早速、男は地獄を見に行った。
すると、ちょうど昼食の時間だった。
地獄の住人は、大きなテーブルを囲み、食べ物が運ばれてくるのを待っている。
みんな骨と皮に痩せ細り、飢えに苦しんでいる様子。
男「さては、ロクな食べ物を与えてもらえないんだろう。」
そう思いつつ物陰からのぞいていると、鬼が料理を運んできた。
すると、どうしたことか。
次々と豪華な料理がテーブルの上に並べられていくではないか。
男「ん?おかしいぞ。俺の昼飯よりもずっと豪華な料理じゃないか!
なぜ、地獄の者たちは飢えに苦しんでいるんだろう。」
目を凝らしていると、次に鬼は箸を配り始めた。
だが、ただの箸ではない。長さ「2m」はありそうな長い箸だ。
地獄の住人はその箸を使って、目の前の料理を我先にと争って、自分の口に運ぼうとする。
ところが、箸が長すぎて食べ物が口に入らない。
結局、誰一人として食事にありつけずに、昼食の時間が終わった。
男「そういうことか!目の前にご馳走を用意されながら、食べることができない。地獄は恐ろしいところだ。」
男は、深くうなづいた。
次に、男は極楽を見に行った。
極楽もちょうど昼食の時間だ。
「お昼ごはんの時間ですよー!皆さん集まってください」
仏さまが極楽の住人に声をかける。
極楽の人たちはふくふくと肥え、優しく微笑みとても幸せそうだ。
大きなテーブルを囲むと、豪華な料理が次々と運ばれてくる。
やがて、仏さまが長さ「2m」はありそうな長い箸を手渡していった。
その様子を見て、男は思った。
男「あれ?『大きなテーブル』『豪華な料理』『2mの長い箸』・・・これなら、地獄の住人と同じじゃないか!」
不思議に思いながら眺めていると、次の光景に驚いた。
極楽の住人は、長い箸を手に取ると、テーブルの反対側にいる人に尋ね始めた。
Aさん「あなたは、何を召し上がりたいですか?○○ですね、わかりました。お先にどうぞ!」(あ〜ん)
Bさん「ありがとうございます!お返しにあなたは何を召し上がりますか?△△ですね、はいどうぞ!」(あ〜ん)
なんと長い箸を使って、互いに食べさせあい、食事を楽しんでいたのである。
男「なるほど!これなら長い箸のほうが便利だ。地獄も極楽も条件は同じ。ただ一つ違ったのは『心掛け』にあったのか。」
男は、地獄と極楽の違いを知り、満足そうに帰っていったという・・・
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
これは、『地獄と極楽の食卓』という喩え話です。
あなたはこの話から、どんな学びを得ましたか?
『自分さえ良ければいい、他人は関係ない』
これは我利我利(がりがり)と言われ、幸せにはなれない考え方だとお釈迦さまは教えられます。
『自分も幸せになるし、相手も幸せにする』
これを自利利他(じりりた)と言われ、豊かな人生を送る上での大事な心掛けだと教えられます。
耳の痛い話ですが、全くその通りですね。
この日、園児たちからも様々な意見、アイデアが聞こえてきました。
「箸を短く持って食べる」
「箸を折っちゃう」
「(箸を使うのやめて)手で食べる」
最後に、年長のお友達が手をあげてくれて、
「テーブルの向こう側にいる人に食べさせてあげる」
と答えてくれました♪
今後もののさま会を通じて、豊かな人生が送れるヒントを伝えてまいります。
【2】
9/24(火)『幼保小健やか子育て講演会(in港北公会堂)』に参加しました♪
テーマは「こどもの本音・思いを聴いて大切にする関わり方」
講師は「シーズグロースコーチング代表の橋口奈生氏」
ディスカッション形式で学びを深めました。
学びの概略は以下の通り。
① 良質なコミュニケーションは良質な「場(安心・安全な雰囲気)」から生まれる
② コミュニケーションは「言葉(頭)」と「体(全身)」で取っている
③ 傾聴力を身につけよう
まず、1グループ3〜4名を作り、互いに自己紹介をします。
⑴ 名前
⑵ 家族構成
⑶ 好きな食べ物
場が和んだところで、
⑷メンバー全員の共通点を5つ
3分以内で見つけ出します。
この頃には、すっかり見知らぬ人と打ち解け合い、場の設定(安心・安全な雰囲気)が出来上がります。
(場の雰囲気を和ませたい時には、オススメのアイスブレイク法の一つですね♪今後、私も真似したいと思います)
家庭内でも職場内でもその他のコミュニティでも、質の高いコミュニケーションを取るためには、ここにいても大丈夫!と思える『安心・安全な場』の設定が重要。
その上で、初めて傾聴が効果を発揮し、良質なコミュニケーションが取れることを学びました。
皆さんは『良質なコミュニケーションを取るために「心掛けていること」はありますか?』
【3】
9/27(金)『誕生会』が開かれました♪
9月生まれの9名のお友達と8月生まれの1名のお友達、
お誕生日おめでとうございます!!(パチパチパチ♪)
一人一人が壇上で堂々と夢を語る姿に感動しました♪
・○○のように”格好良く”なりたい。
・○○みたいに”可愛く”なりたい。
・○○のように人を笑わせてみたい。
・○○みたいに人のお役に立ちたい。
大勢の人の前で緊張すると思いますが、お母さんに笑顔を見せる余裕があったり、
インタビュアーの質問に対して頭で考えて受け答えができたりと、入園した頃と見違えるほどの成長を感じて嬉しく思いました♪
みんなの素敵な夢が叶いますように・・・
9/19(木)『ののさま会(礼拝)』を行いました♪
9月の徳目は「布施奉仕(ふせほうし)」です。
布施とは、親切にすること。
奉仕とは、尽くすこと。
「思いやりの心を大切にしましょう!」というお約束です。
園児たちには、こんな譬え話を紹介しました。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
むかしむかし、ある男はふと思った。
「地獄ってどんなところだろう?」
「極楽ってどんなところだろう?」
早速、男は地獄を見に行った。
すると、ちょうど昼食の時間だった。
地獄の住人は、大きなテーブルを囲み、食べ物が運ばれてくるのを待っている。
みんな骨と皮に痩せ細り、飢えに苦しんでいる様子。
男「さては、ロクな食べ物を与えてもらえないんだろう。」
そう思いつつ物陰からのぞいていると、鬼が料理を運んできた。
すると、どうしたことか。
次々と豪華な料理がテーブルの上に並べられていくではないか。
男「ん?おかしいぞ。俺の昼飯よりもずっと豪華な料理じゃないか!
なぜ、地獄の者たちは飢えに苦しんでいるんだろう。」
目を凝らしていると、次に鬼は箸を配り始めた。
だが、ただの箸ではない。長さ「2m」はありそうな長い箸だ。
地獄の住人はその箸を使って、目の前の料理を我先にと争って、自分の口に運ぼうとする。
ところが、箸が長すぎて食べ物が口に入らない。
結局、誰一人として食事にありつけずに、昼食の時間が終わった。
男「そういうことか!目の前にご馳走を用意されながら、食べることができない。地獄は恐ろしいところだ。」
男は、深くうなづいた。
次に、男は極楽を見に行った。
極楽もちょうど昼食の時間だ。
「お昼ごはんの時間ですよー!皆さん集まってください」
仏さまが極楽の住人に声をかける。
極楽の人たちはふくふくと肥え、優しく微笑みとても幸せそうだ。
大きなテーブルを囲むと、豪華な料理が次々と運ばれてくる。
やがて、仏さまが長さ「2m」はありそうな長い箸を手渡していった。
その様子を見て、男は思った。
男「あれ?『大きなテーブル』『豪華な料理』『2mの長い箸』・・・これなら、地獄の住人と同じじゃないか!」
不思議に思いながら眺めていると、次の光景に驚いた。
極楽の住人は、長い箸を手に取ると、テーブルの反対側にいる人に尋ね始めた。
Aさん「あなたは、何を召し上がりたいですか?○○ですね、わかりました。お先にどうぞ!」(あ〜ん)
Bさん「ありがとうございます!お返しにあなたは何を召し上がりますか?△△ですね、はいどうぞ!」(あ〜ん)
なんと長い箸を使って、互いに食べさせあい、食事を楽しんでいたのである。
男「なるほど!これなら長い箸のほうが便利だ。地獄も極楽も条件は同じ。ただ一つ違ったのは『心掛け』にあったのか。」
男は、地獄と極楽の違いを知り、満足そうに帰っていったという・・・
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
これは、『地獄と極楽の食卓』という喩え話です。
あなたはこの話から、どんな学びを得ましたか?
『自分さえ良ければいい、他人は関係ない』
これは我利我利(がりがり)と言われ、幸せにはなれない考え方だとお釈迦さまは教えられます。
『自分も幸せになるし、相手も幸せにする』
これを自利利他(じりりた)と言われ、豊かな人生を送る上での大事な心掛けだと教えられます。
耳の痛い話ですが、全くその通りですね。
この日、園児たちからも様々な意見、アイデアが聞こえてきました。
「箸を短く持って食べる」
「箸を折っちゃう」
「(箸を使うのやめて)手で食べる」
最後に、年長のお友達が手をあげてくれて、
「テーブルの向こう側にいる人に食べさせてあげる」
と答えてくれました♪
今後もののさま会を通じて、豊かな人生が送れるヒントを伝えてまいります。
【2】
9/24(火)『幼保小健やか子育て講演会(in港北公会堂)』に参加しました♪
テーマは「こどもの本音・思いを聴いて大切にする関わり方」
講師は「シーズグロースコーチング代表の橋口奈生氏」
ディスカッション形式で学びを深めました。
学びの概略は以下の通り。
① 良質なコミュニケーションは良質な「場(安心・安全な雰囲気)」から生まれる
② コミュニケーションは「言葉(頭)」と「体(全身)」で取っている
③ 傾聴力を身につけよう
まず、1グループ3〜4名を作り、互いに自己紹介をします。
⑴ 名前
⑵ 家族構成
⑶ 好きな食べ物
場が和んだところで、
⑷メンバー全員の共通点を5つ
3分以内で見つけ出します。
この頃には、すっかり見知らぬ人と打ち解け合い、場の設定(安心・安全な雰囲気)が出来上がります。
(場の雰囲気を和ませたい時には、オススメのアイスブレイク法の一つですね♪今後、私も真似したいと思います)
家庭内でも職場内でもその他のコミュニティでも、質の高いコミュニケーションを取るためには、ここにいても大丈夫!と思える『安心・安全な場』の設定が重要。
その上で、初めて傾聴が効果を発揮し、良質なコミュニケーションが取れることを学びました。
皆さんは『良質なコミュニケーションを取るために「心掛けていること」はありますか?』
【3】
9/27(金)『誕生会』が開かれました♪
9月生まれの9名のお友達と8月生まれの1名のお友達、
お誕生日おめでとうございます!!(パチパチパチ♪)
一人一人が壇上で堂々と夢を語る姿に感動しました♪
・○○のように”格好良く”なりたい。
・○○みたいに”可愛く”なりたい。
・○○のように人を笑わせてみたい。
・○○みたいに人のお役に立ちたい。
大勢の人の前で緊張すると思いますが、お母さんに笑顔を見せる余裕があったり、
インタビュアーの質問に対して頭で考えて受け答えができたりと、入園した頃と見違えるほどの成長を感じて嬉しく思いました♪
みんなの素敵な夢が叶いますように・・・